調べても全然Pスタンのレシピが出ないので、供養しておきます。
発売当時は再現度の低さからそっ閉じした奇術人形軸でしたが、最近ようやく形になってきたので公開することにしました。
1.デッキレシピ
デッキ名 「Pスタン奇術人形」 |DECK LOG(デッキログ) https://decklog.bushiroad.com/view/67NC8 #デッキログ #ヴァンガード
デッキレシピ作成ツールがこれしかなかったので、こちらで勘弁ください。
2.デッキコンセプト
ハリーのステージにアクセルマーカーを収束させる能力で、特大パワーの連続攻撃を叩きこむことで勝利を目指します。
今回のデッキレシピではバトル終了後にスペリオルコールできるユニットが多く採用されていて、1面しかないステージをうまく使っていきます。
奇術人形の切り札とも縁滑油とも言える存在であるスターリーポップ・ドラゴン(以下SPD)ですが、Pスタンでは超越後にノーマルコールできる点、初期トラピでの使い回しを活用して1ターンに5,6枚ものアクセルマーカーを展開していきます。
初めにも触れましたが、奇術人形というデッキテーマの問題点は再現度の低さにありました。
ペイルムーンはデッキを回転させるためのギミックがCBを使うものが大半で、それを使った場合は本来のデッキの動きが満足にこなせなくなる・・・という問題を孕んでいました。また回転させるカードは基本的に一度使うと残りはノイズになりやすい・・・というのも致命的でした。
この問題を奇術人形というデッキで解決するためのカードが望まれていましたが・・・。
一年前にきていました。
デッキを回転させる仕事をCBなしでこなし、何度引いても嬉しいカード・・・!!
奇術人形がワーカロイドという利点を活かし、そこそこの確率で引っ張ってこれます。
ナイトメアドール軸ほど安定して二枚回収は出来ませんが、このカードはデッキの回転以外にもう一つ重要な役割があります。
それがソウルに必要パーツを仕込むこと。
このデッキの超越後の出力は、ソウルに打点となるユニット、それを支える奇術人形がどれだけ入っているかで決まります。
それを安定して供給できるのはライドによる積み込み、それ以外は不純物に頼る必要が多かったわけです。
ですがまりっさの登場で手札にあるパーツをソウルに直接送ることができ、デッキのメインギミックの再現度が高くなる結果に繋がりました。
また、「手札からソウルに送る」という行為は別のカードでも可能になりました。
それがPコレで新規収録されたフレクションキメラです。
基本的に相手ターンにはポップが手札に渋滞しているはずなので、それをうまくガード値に変換&パーツをソウルに仕込むことが出来ます。
奇術人形軸の怒涛の手札増強があってこそ輝いたカードでしょう。
以上の新規追加により、奇術人形でPスタンを構築できるようになり今回の記事に至ったわけです。
3.デッキの動かし方
①超越前
基本的に必要パーツにライド⇒まりっさ等でパーツを収集・・・となります。
G3ライドは基本的にハリー一択なので、他のG3以上のカードはマリガンOKです。
②G3先乗り
基本的に乗ってOKかと。
アクセル2を貼りまくって防御札を引いていきましょう。
ですがCBはあくまでアクセル2を貼るために使うという認識でいましょう。
③超越後
基本的には、
⑴ダクロでV連パンしながら手札補充
⑵適切なGユニットで詰め(ダクロorダストorレオンティーナ)
の2択となります。こればっかりは対面次第でいくらでも変わるので割愛で。
ただ連続攻撃ギミックはどのGユニットでも変わりなく、
ステージにいるありすでアタック⇒ソウルのポップをステージに出してアタック、SPDで追撃⇒超越ユニット能力でありすをステージに出し直し⇒ありす能力で再びポップ⇒SPD
がメインとなります。
4.その他のカード解説
今回は旧バニーを採用しています。
理由はハリーに"直接"アクセスできるカードが非常に少ないからです。Vスタンの5ルックバニーでは確定とはいえないので、こちらになりました。
G3であるヒールガーディアン登場により、バニーを引けばハリーまで安定して繋がるようになりました。
まりっさから持ってこれるペイルムーンのG3困ったときこれ積んでおけ枠。
ステージのギミック上、ありすは相性がいいユニットであり、まりっさからも持ってこれるので万能という言葉がふさわしいですね。
ついに・・・ついに、ペイルムーンにガード制限のGユニットが追加されました。
能力もすでに盤面に出ている奇術人形を出し直しできるものとなっており、連続アタックのためのCCを行いながらのガード制限。優秀。
ただ適切な場面で使う詰めカードという事実は間違いなく、ダストの方が強い場面も多くあるので、使いどころは考えましょう。
以上で今回の解説を終わります。
おつかれさまでした。